アンビリバボー 7

こうした非常事態でもうれしいことはいくつもある。

その中でも一番うれしいのは、馬たちが元気であるということだ。

餌を食べて、おしっこをして、オナラをして、そしてボロをプリプリとする。

仲間同士で寄り添っている。

居眠りをしている。

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「ねえ、なんだか最近、ヒマじゃない?」

「ニンゲン、こないね」

なんてね。

待ってろよ。

もう少ししたら広い馬場で遊べるようにしてやるからな。

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今日は厩舎の屋根の一部分、洗い場上の屋根の雪をすべて下ろしました。
何せ、ここがふさがれてしまうと馬たちが出られなくなってしまうからです。
後ろに落としてしまうとそれもまた馬房窓をふさいでしまうので、とにかく屋根からお隣の空き地に向かってぶん投げています。
志村、すごい筋肉がつきましたよ(笑)!

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こんなカンジ。
あと30mぐらいはまだ屋根の上。
一気に落ちてくると危ないので、やっぱり明日も雪下ろしをがんばりますわ。
気をつけますわ。

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放牧場のボロ取りをしていたら、オハナが近づいてきました。
ヌヌヌヌ~ッとかなりの至近距離までやってきて僕の顔のにおいをかぐのです。
かわいいな。

こうした非常事態でも、馬たちが元気でいてくれること。

それが何よりうれしいのです。