抑えよう

コロナ渦が広がる中で、いつからか思い出すようになったのが金子みすゞさんのこの詩。

『大 漁』
朝焼け小焼けだ、大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の大漁だ。
浜は祭りのようだけど、
海のなかでは何万の、
鰮のとむらいするだろう。

高揚した笑顔あふれる雰囲気の外で、とむらいを思い浮かべながら静かにそれを見つめている。
この人の生きづらい感覚(センス)にため息が出る想いです。

ま つ り=経済
とむらい=医療

コロナ渦にあっては、言うまでもなく、どちらの世界も救われなければならず一方のみに重きを置きすぎては共倒れになります。
二つの世界を正しく見つめ、重石のバランスを絶えず調整し続ける。
この仕事をするのは政治家です。
あなたたちにしかできない仕事です。
特に政権中枢にいる皆さんには二つの世界を正しく見つめる研ぎ澄まされた感覚(センス)を強く強く強く強く求めます。
お願いだから、「会食しないと仕事できない」などと言わんといてください。
萎えます。

感染収束を願いつつ……。