教育の鬼・シム ブログ⑧キッズの卒業式に思う

担任した子どもにはいつまでも自分のそばにいてもらいたい。
自分のフィールドに置いておきたい。
そんなおこがましい気持ちが何年たっても心の中に湧いてきておさまりそうもないものだから、だから教員を辞めたのでした。
もちろんそれはたくさんある「辞めた理由」の1つにすぎません。
でも、学校の教員には向いていない、とそう感じたのです。
「シム、俺たちは6分の2なんだよ」先輩教師からそのような言葉をもらいました。
小学校6年間のうち長く担任できても2年間まで。
それは分かっているのに6分の2どころか、4でも、6でも、いやそれ以上に担任していたい。
自分だけで、ずっと、この子どもたちの成長を見ていたい。

向いていないな……。
だから学校の教員を辞めたのでした。

今日クローバーキッズのリーダーとしてがんばってきた二人のささやかな卒業式がありました。
ちびっ子キッズから感謝の言葉を贈られ、そして次世代のキッズへ向けて優しく温かい言葉を贈り、牧場を後にしました。
教員を辞し牧場を作って7年。
学校ではないフィールドで子どもたちを育てていてもやっぱり「ずっと」はないようです。

「教育は種をまき続ける仕事です。いつ、どこで、どんな花を咲かせるかは分からないけれど、それでも種をまき続けるのが教育の仕事です」
恩師の言葉は今もこうして胸の中にあります。

ありがとう。芳兼、真由子。
みんなが君たちに憧れ、君たちを目標としているよ。
これから先の、未来のクローバーキッズを見ていておくれ。
君たちが優しく温かく教え、指導してくれた、包んでくれたキッズたちの成長を見ていておくれ。
本当に、今までありがとう!