教育の鬼・シム ブログ②押しつけ合いのなじり合い

家庭はもちろん大切。学校もやっぱり大切。

でももっとも大切な「子どもが子どもだけの集団で過ごす時間と場所」がなくなってしまった。

大人が介在することなく子どもが子どもだけで徒党を組んで遊び回れる時間と場所。

ここで子どもたちは知恵と体力を自ら育み、仲間同士で関わり合いながら社会で生きていくためのソーシャルコミュニケーションスキルを自然自然と身につけていっていた。

その時間と場所が今はなかなか見つけられない。

結果、子どもの育ちはいびつになり難しくなってきた。

このことにどれだけの人が気づいているだろうか。

子どもをきちんと育てよう教育しようと、家庭と学校ががんばっても「子ども徒党集団による自律的教育」にはかなわない。

学校教育は2、家庭教育は3、子ども徒党集団は5。

このようなバランスで日本の子どもたちは育ってきていたはず。

「5」もの役割と機能を担ってきた時間と場所がなくなり、その役割を互いに押しつけ合っている。

曰く「最近の家庭のしつけがなっていないからだ」

曰く「学校教育は時代おくれで問題だらけだからだ」

子どもを取り巻く問題が取りざたされるたびにこんな見方や言葉が飛び交っているけれど……「子どもが子どもらしく育つ場所がなくなってしまったからねえ」から議論を始めよう(これが一番深刻だと思う)。

そしてそんな時間と場所が子どもたちに保障されるよう、学校と家庭が笑顔でタッグを組むべきだ。

互いを批判し合うばかりじゃあ、埒が明かない。