命だね ~ラザウォークにて~

いつもの駐車場の曲がり角を曲がったら、んん?
なんだ……、あれは?
ウマ?

この子はモコちゃんに突然に遭遇し、そして、固まってしまっていました。
「おいでおいで。さわってごらんよ」
そう言っても固まったまま。かなりの距離を取ってジッとモコちゃんを見ていました。
それをまた黙ってパパが見守っていました。
どうやってもどうやっても馬に近づけないその子。
ようやくのことで来てくれたパパの手を取り、そっとそっと近づいてきました。
そして、モコちゃんの前に来て……笑った!(^_^)

毎度おなじみラザウォーク甲府双葉のふれあい引き馬体験会に出張してきました。
この日も絶え間なくお客さんが馬に乗ってくれました。
総勢100人ほど。

こんな子どももいました。
喜び勇んで馬に飛び乗ったけれど、乗った瞬間に表情が変わり馬が動き出したそのとたんに「やっぱりいやだあ~!!行きたくなぁ~い!!!」と絶叫したのです。

『恐怖 引き馬体験』

でもね、1分後に帰ってくるころにはニッコニコでした。

どうして子どもってこんなに怖がるのか?
大きいから?かまれそうだから?毛がいっぱい生えているから?落とされそうだから?
なんなのでしょうね?
子どもにとってはきっと言葉にならないコワサがあるのでしょうね。

シムはこう思います。
見た目のかわいさ、やさしさ、たおやかさ、繊細さ。草食動物特有のその雰囲気、気性。
それとは裏腹に動いたときの筋肉の躍動感、背骨、腰骨の動き、力強さ。それがお尻や足に伝わってくる。
馬という命の大きなエネルギーが伝わってくる。
それらのギャップに子どもたちは驚いてしまうのではないかと。

お手伝いに来ていたトモさんは言いました。『畏敬』ではないかと。
なるほど。鬼の形相をする神仏もその心底は慈愛に満ちているそうで、ちょうどその反対?
馬とのつきあいが長くなればなるほど、そうトモさんの言う『畏敬の念』が湧いてきます。

子どもが出会う最初のコワサはきっと『畏怖』ではないかと、シムはそう思います。

ともあれ「お馬さんが来るときは必ずラザウォークに来るんですよ」そう言ってくれる覚えのある顔の人たちが少しずつ増えてきて本当にうれしいかぎりです。

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児童養護施設あいむの子どもたちも遊びに来てくれました!

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「うおおお!!!ニンジンをもっと食べたあーい!!」気合いでたてがみ逆立つモコちゃんです。
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いつもお世話になっているラザウォークの名取さん。
「大丈夫だよ、怖くないよ」みんなに励ましてもらいながらモコちゃんに乗っていました(^_-)
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甲府のみなさん、ありがとうございました。

そして何より、牧場の留守を預かって馬の世話をしてくれたキッズのみんな、保護者のみなさん、順代さん、本当にありがとうございました。