職人の卵たち~装蹄教育センターを訪ねて~

昨年の12月18日。
栃木県宇都宮市にある装蹄教育センターを訪ねました。

装蹄師という仕事があります。
馬の蹄を削ったり、馬の蹄に蹄鉄をつけたりする仕事です。
そのプロを養成する学校。
それが装蹄教育センター。

これまでに僕が会った装蹄師さん。
みんな、ただ者ならぬ雰囲気があってたいてい筋肉は隆々で顔もどこかいかつくて、そして心の筋が通っていて、思慮深そうで……。
そう。
装蹄師さんは職人さんなのです。

その職人を養成する学校なのですから、そりゃあもう厳粛な雰囲気でピリリとした雰囲気なのだろうと緊張しながら訪れました。

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が、ちがっていましたねえ。
上の写真は自分たちで作った蹄鉄を師匠の先生に見てもらっているのですが、その先生のイチイチの寸評がおもしろい。
「だれだあ!?こんなの作ったのは?こりゃ、ダメだよお~。ガタガタ言ってるもんな!もっと思いっきりたたいていいんだよお~。おそるおそるたたくからこんなガタガタになっちゃんうだよお~」
なんて、先生も半分笑いながら、言われた生徒さんも苦笑いしながら、周りの生徒さんたちはそれをはやし立てていて。

なんだかほほえましい雰囲気だったのです。
意外でした。

でも!!
造鉄(蹄鉄を作る作業)では、雰囲気はまるでちがっていました。
百聞は一見にしかず。
動画でどうぞ!

鉄の延べ棒を真っ赤になるまで焼いておいて柔らかくなったところでたたく!
たたいてたたいて曲げていき、そのうち冷えて固くなったらまた焼いてやわらかくして、そしてたたく!
そうしてこれをくりかえしていくとまっすぐの延べ棒がみごと馬の蹄の形になっていくのですね。
実際の仕事では、これを一頭一頭の蹄の形に寸分違わぬように作り上げるのですからそれはもうまさに匠の技。

生徒さんたちはこの造鉄の基本を練習中。
制限時間20分のうちに一つの蹄鉄を作る作業を何度も繰り返していました。

いやあ、すごい!!

馬の蹄を削る様子も見学させてもらいました。
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校舎の中には本物の馬の骨が展示されていました。

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よし!!
ここにクローバーキッズたちを連れてこよう!
ホンモノの職人さんがいて、それを目指す生徒さんたちがいて、そしてホンモノの馬の骨まである。
学べることがいっぱいだ。
春休み、キッズみんなで行きますよ~!!

ちなみにシムも馬の蹄は自分で削ります。
過去のブログも読んでくださいな。
蹄なくして馬はなし